ちょっと、愚痴っぽくなってしまう事をお許し下さい。

 

オートクレーブと言う滅菌器の機器の調子が悪く、修理にお金がかかるので新しいオートクレーブを購入しました。

 

オートクレーブというものは日本語に直すと高圧蒸気滅菌装置と言うもので、歯科治療においては欠かすことが出来ない滅菌装置です。

以前使用していた国産のオートクレーブはこちらです。

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 古いオートクレーブ

ちょっと、細かい話になりますが「消毒」と「滅菌」と言うのは意味が違うのです。

 

大体の定義ですが、「消毒」というのは、人体に害を与える細菌やウィルスを死滅させることで、「滅菌」というのは、全ての細菌やウィルスを死滅させることです。

 

歯科治療に用いられるオートクレーブ滅菌は言葉のとおり、器具の消毒ではなく滅菌を目的に使用される器具です。

 

今回は清水の舞台から飛び降りる覚悟で、高額なオートクレーブ滅菌器を購入しました。

 

1.クラスBオートクレーブ滅菌器

 

 

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 クラスB

 

それが今回YOU歯科に導入したW&H社Lisaです。 

 

いきなりクラスBという言葉が出てきましたが、このクラスBという言葉は滅菌に対して非常に厳しい基準をもっているヨーロッパで出来た基準になります。

 

クラスB以外のオートクレーブでも日本の国の基準は満たしていますが、狂牛病で話題になったプリオン(詳しく知りたい方はウィキペディアのプリオンの項目http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3をご覧ください)を消毒することは出来ません。

 

非常に高価ですが、W&H社Lisaを使用すればプリオンも破壊することも可能なのです。

 

プリオンのように未知の病原体が出てくる可能性もあるので、消毒にお金をかけるべきだと個人的には思うのですが(国が予算をつけて)・・・・・

 

個人の努力に期待せず、高価な滅菌器を使用した場合は再診料などに上乗せして貰いたいと思うのは私だけでしょうか?

 

2.クラスBオートクレーブ滅菌器を導入するにあたり躊躇する理由について

 

この様な高額な器械を購する時に何故清水の舞台から飛び降りると形容した理由は購入しても、保険点数が変わらないからです・・・・

 

経営的に考えれば導入しない方が正しい経営といえるのでしょう(最小の投資で最大の効果ということですから)。

 

まず、本体の値段が国産のオートクレーブの3倍位します・・・・・・

 

つまり、この機器1台で国産が3台買えるのです。

 

そして、ランニングコストも非常に高価です。

 

国産のオートクレーブは、水道の水でも大丈夫ですが、欧州使用であるW&H社Lisaは純水でなければいけません。

 

その為、純水を精製する濾過(ろか)器も購入しなければいけません。

 

この純水精製装置も、定期的な濾過フィルター交換が必要になります(使用頻度にもよりますが、3~4ヶ月に一度の頻度で2万円程度かかるようです)。

 

そして、1万回に1回オーバーホールと称し、15万円の金額がかかってきます(国産なら必要ありませんが)・・・・

 

ちょっとオーバークオリティかも知れませんがやはり良い物を使用したいと思うのが医療人として当然ですが、やはり予算の関係があってバランスが難しいところですね。

 

YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生

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