江別・大麻の歯医者 YOU歯科 昔の人と現代人の噛む回数と食事時間について

 

現代人は顎が小さくなってきていると言われています。

 

これには噛む回数や、食べ物の性状が関係しているといわれています。

 

もちろん現代人でも柔らかいものを好む人もいますし固いものを好む人もいると思います。

 

あくまで平均的な食生活を基準にしてのお話です。

 

噛む回数と食べ物の硬さ柔らかさがあごの大きさにも影響を与えると言われています。

 

そうではないとする考え方もありますが、私自身はやはり歯科医としてあごの大きさと噛む回数、食べ物の性状が関係していると考えています。

 

もちろん、噛む回数を増やして硬いものを食べたからといってあごの大きさが大きくなって歯がガタガタが治るとまでは言いません。

 

しかし、あごの大きさなどには若干の影響があると考えています。

 

その為、やはり噛む回数などがあごの大きさにプラスの良い影響はあるでしょう。

 

今回は文献を調べてみて、現代人と昔の人がどれくらい食べ物に差があったのか?についてしらべてました。

 

文献 斎藤 滋氏、永山 久夫氏が書かれた「ひみこのはがいーぜ」 同人社 1995年を元に、食べ物を噛む回数等を詳しく説明します。

 

1.卑弥呼の時代から現代人までの噛む回数と食事時間について

 

また、食事時間は昔の人はどれくらい食事に時間をかけていたのかについて詳しく解説をしていきます。

 

昔の人、卑弥呼の時代から現代人までの噛む回数と食事時間をグラフにしました。

 

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 嚙む回数

グラフ1:弥生時代~現代にいたるまでの食事の時に噛む回数

 

やはり昔の人は現代人ほど食べ物に対する加熱も十分行えなかったでしょうし、フードプロセッサーなどもないでしょうから当然硬い食べ物を食べていたようです。

 

食事時間や噛む回数に関しては、徳川 家康の時代から戦前に関してはあまり差がないようです。

 

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 過去からの食事時間

グラフ2:弥生時代~現代にいたるまでの食事時間

 

しかし、戦前から現代人に至ると食事時間と噛む回数に関しては半分くらいになっています。

 

2.卑弥呼の時代から現代人までの食べ物はどれくらい違うのか?

 

上記のグラフデータは復元食を元に作成していますが、卑弥呼の時代の食べ物と源 頼朝や徳川 家康、戦前から現代に至るまでの食事メニューについて詳しく解説をしていきます。

 

〇卑弥呼の弥生時代

はまぐりの潮汁 あゆの塩焼き 長芋の煮物 カワハギの乾物 のびる くるみ くり もち玄米のおこわ

 

〇源頼朝の鎌倉時代

イワシの丸干し 梅干 里芋とワカメの味噌汁 玄米のおこわ

 

〇徳川家康の江戸時代初期

はまぐりの塩蒸し 里芋とごぼうなどの煮物 タイの焼き物 かぶの味噌汁 納豆 麦飯

 

〇戦前の庶民

大豆の味噌炒め 沢庵 野菜の味噌汁 にんじんと大根などの煮物 麦飯

 

〇現代人

コーンスープ ハンバーグ スパゲティー ポテト サラダ プリン パン

 

これらを元に噛む回数と食事時間を作りましたが、卑弥呼の時代である弥生時代の復元食を現代人が食べるとやはりかなり硬く感じたそうです。

 

そして、飲みこむためには食事時間が非常に長くなり(現代人の5倍程度)、噛む回数も多くなってしまうので顎関節症のような症状であるあごの痛みが出てしまったようです。

 

現代人があまり硬いものを時間をかけて食べることはもうほとんどありませんから、食事時間と噛む回数は少なくなってしまいます。

 

噛む回数が少なくなることは、唾液分泌も減ってしまい歯や歯周組織に加わる力が少なくなって抵抗力もおちたります。

 

これれのことを考えると食べ物が柔らかくなるのは一長一短がありますね。

 

しかし現代人が弥生時代の食べ物に戻ることはありませんから、現代人は噛む回数を意図的に増やして、歯や歯周組織に加わる力を増やして抵抗力を増す事を行うのが良いでしょう。

 

YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生

 

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