今週末は、デンツプライ三金さんが主催する勉強会に出てきました。

 

この勉強会では、建前は一本のファイル(神経があった場所を綺麗にする道具)での拡大方法を学んだりしました(どうもマーケティングが先行していると思うのは私だけでしょうか?実際にはまるっきり1本ではないようです)。

 

実習つきのコースなので、座学だけではなく抜去歯を用いて実際の治療のような手技を学びました(最近はマイクロスコープの普及で、髄腔開拡という神経にアクセスする方法も以前とは変わりましたね)。

当院でもマイクロスコープ(カールツァイス社製)を使用していますが、保険診療がメインの医院なので中々難しいです。

 

実際の実習風景です(写真1)。

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 院長Wave one実習風景

 写真1 サージカルルーペ(拡大鏡)をつけて実習しているYOU歯科院長の石井

 

 WAVE ONEについて

 

講師はスカンジナビア(北欧)エンドドンティックの専門家で、札幌市豊平区で自費専門の医院を開業されている坂東 信先生です。

 

人間的にも素晴らしい先生で、テクニック以上に人格も尊敬できる先生です。

 

以前、坂東先生にお願いしてエンドコースを開いて貰ったことがありますがメンバーの一人(うちの兄ですが)手の調子が悪くなって途中で空中分解してしまいまいした。

 

以前も坂東先生のコースを受けたことがありますが、それから数年経ちますのでアップデートしなければいけないと思い今回受講しまいした。

 

内容的には、素晴らしく色々新しい学術的な革新もあり勉強になりました(新しい、エンドの論文についてはいつか機会があったらこちらのブログにアップしたいと思います)。

まず、1本のファイルで拡大できるwave oneについて実習をしました(写真2)。

ウェイブワン カタログ

写真2 デンツプライ三金社 wave oneカタログより引用

実際はファイルを選択して使用するので全て1本と言う訳ではありません(完全に1本で拡大が終了するのかと思いましたが)。

また、このwave oneを使用する前にpro・guliderというNi-Tiフェイルを使用するので正確には最低2本のファイルで拡大するというシステムです(写真3)。

プログライダー カタログ

写真3 デンツプライ三金社 proguliderカタログより引用

このwave oneと言うファイルを特殊な動きで(正回転で回った後に、少し戻るという動き)で拡大するようなので、これがまたこれように特殊な機械(これ専用の)が必要になると言う非常に企業向けと言いますか、開業医泣かせといいますか・・・・・

保険点数で反映されれば良いですが、現在の保険状況では絶対無理でしょう。

実際にアメリカでは一人一本で使用しているようです(羨ましい)。

wave oneは定価1200円、さらにpro・guliderは3本で6200円です・・・・・

日本で単根(1本神経がある場合)の根管貼薬の保険点数ではやればやるほど赤字になります(再診料450円と根の治療の点数が260円トータルで710円です・・・・)。

この他にも点数は取れますが・・・・この高価なファイルは使えません。

東京ではこの、ファイルを使用して自費治療で20万程度の料金を貰っている医院もあるようですが・・・・

羨ましい限りですね。

北海道では、講師の坂東先生でもそんなにチャージしていないようです。

PROTAPER・NEXTについて

今回の講習会ではこのwave one以外では、PROTAPER・NEXTと言うNi-Tiファイルの新しい拡大方法の講義と実演、実習がありました(写真4)。

プログライダー カタログ

写真4 デンツプライ三金社 PROTAPER・NEXTカタログより引用

先ほど述べた、wave oneよりは使用するファイルの数も多くなりますが、個人的にはこちらのファイルの方が、スムースに拡大できると思いました。

こちらのファイルは、最小では3本でこのPROTAPER・NEXTを使用する前に先ほど述べたpro・guliderを使用します。

このPROTAPER・NEXTは6本で定価12600円です。

新しいものを導入する為には、コストもかかりますし努力もしなければいけません。

しかし、現時点ではそれに似合う保険点数になっていないのが現状ですね・・・・

それでもやるしかないのですが・・・・

YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生 

 

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