江別・大麻の歯医者 YOU歯科 加齢による味覚変化とその対策について

 

どうしても年齢を重ねると味覚が変わってしまいます。

 

それらの原因と対策について詳しく説明をして行きます。

 

こちらのサイトでは

 

1.加齢による味覚変化の原因

1)味覚を感じる味蕾(みらい)と言う部分が萎縮してしまう

2)唾液を出す唾液腺が萎縮してしまう

3)唾液の加齢によって性状が変わってしまう

4)舌乳頭と呼ばれる部分が萎縮してしまう

2.味覚変化に対する対応策

1)かかりつけの歯科医をもってしっかりとした管理を受けること

2)食事を良く噛むこと

について詳しく説明していきます。

 

1.加齢による味覚変化の原因

 

1)味覚を感じる味蕾(みらい)と言う部分が萎縮してしまう

 

舌にある味を感じる部分を味蕾(みらい)と呼びます。

 

味覚を感じることに関してはいろいろな説がありますが、現在味覚を感じるとされている言うような説は食べ物にあるイオンを味蕾がキャッチして味を感じると言われています。

 

年齢が上がるとこの味蕾の数自体が減少ししてしまいます。

 

2)唾液を出す唾液腺が萎縮してしまう

 

唾液をつくるところを唾液腺(だえきせん)とよびます。

 

大きな唾液腺と小さな唾液腺両方がありますが、耳下腺という唾液腺を調べた研究では40歳と50歳で唾液腺自体が明らかに小さくなっているようです(ただし、この研究では個人差が非常に大きかった報告しています)1)

 

また、年齢が進むにつれて女性の方に唾液腺の萎縮を多く認めた述べています(特に閉経後に)。

 

これらは、加齢に伴うものでどうしても避けることができませんが個人差も大きいようなのでやはり2で述べるような対策をこうじることがある程度の対策が可能です。

 

やはりそうは言っても、極力加齢による味覚変化を起こさないようにすることが重要になってきます。

 

3)唾液の加齢によって性状が変わってしまう

 

上の2)のところと重なりますが、唾液腺が委縮してしまうことによって唾液の性状が変ってしまいます。

 

加齢によって唾液の性状が変化すると言うのは、主に耳下腺と言う大きな唾液腺(専門用語で大唾液腺と言います)の分泌能力が低下することによって変化すると言われています1)

 

耳下腺はサラサラとした唾液を分泌する唾液腺で(専門用語で漿液性と呼びます)、この能力が低下してしまうことによって唾液の性質が変わってしまうように感じます。

 

通常健常な状態の唾液は、先ほど述べた耳下腺と言う大唾液腺のほかに、顎下腺と言う大唾液腺があり、この2つが唾液の90%を生産していると言われています。

 

耳下腺が作り出したサラサラした唾液の分泌が減ってしまうことによって、お口の中に入った食べ物に対しても今までと違うような印象を受けてしまうのです。

 

唾液の分泌を促進する方法に唾液腺マッサージがあります。

 

どなたでも唾液腺マッサージを行っても良い訳ではありません。

 

また、具体的な方法などについてもこちらに詳しく解説しています。

 

興味がある方はこちらをご覧下さい。

↓ ↓ ↓

唾液を出すためのマッサージについて

4)舌乳頭と呼ばれる部分が萎縮してしまう

 

舌には舌乳頭(ぜつにゅうとう)と呼ばれる味を感じる味蕾が存在する乳頭があります(色々な種類の乳頭がありますが、複雑なので割愛ます)。

この部分も加齢によって萎縮してしまいます2)

加齢とともに、舌乳頭が委縮することによって味覚障害が起こってしまいます。

 

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 味覚の変化

 

2.味覚変化に対する対応策

 

加齢による味覚変化は個人差も大きくまた、対応策をとろうとしても老化という生理現象の要素もある為に中々難しいものがあります。

 

その為、唾液腺や舌乳頭の萎縮に関しては対応策はないのですが、それでもできることはあります。

 

これらについて詳しく解説をしていきます。

 

1)かかりつけの歯科医をもってしっかりとした管理を受けること

 

唾液の分泌を促進するためによく噛むこと、その為に歯科治療を受ける事は非常に重要なことです。

 

味覚の変化に対応するばかりでなく、一般的な生活をする為にも共通して重要なことです。

 

これは、かかりつけ歯科医を持つ人の寿命が明らかに長いと言うデータも出てることからその重要性に関して一般の人にも共通認識を持って欲しいものです。

 

歯周病や虫歯によって噛むことが難しくなると唾液の分泌も低下してしまいます。

 

また、歯がない状態は噛む能力に大きく影響与えますから、歯がない部分は金属冠やブリッチ、義歯などを使用して適切に修復してあげるのはもちろんのことです。

 

最初の原因のところで述べたように加齢とともに唾液の分泌量が減ってきます。

 

よく噛むことによって唾液の分泌が促進されるばかりでなく、お口の中の粘膜を丈夫にします(専門用語で言うところの口腔粘膜の角化が促進するため)。

 

かかりつけ歯科医を持つことは寿命にも関係することをしっかりと理解して下さい。

 

2)食事を良く噛むこと

 

当然ですが、食事を良く噛むことによって唾液の分泌が促進されます。

 

歯を健康な状態に保つことによって、食べ物に対する制限もなくなりますからやはりお口の状態を健康に保つことが非常に重要です。

 

参考文献:

1)今野 昭義,伊藤 永子,岡本 美孝:加齢による唾液腺の変化と口腔内乾燥:91(11), 1837-1846, 1988 .日本耳鼻咽喉科学会誌.

2)高梁 知子,嶋田 昌彦,山下 靖雄 :高齢者における舌尖部の構造変化について: 75(2): 93 -105 2008. 口腔病学会雑誌.

YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生

 

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