前回はうちのスタッフのYUKIがパノラマレントゲン写真について、簡単にお話をしました。

興味がある方は前回のブログをご覧下さい。

これからちょっとだけ、専門性が高くなるのでYOU歯科院長の石井がブログをバトンタッチし、少しだけ解説をさせて頂きます。

今回は、虫歯や根の治療、欠損、左右の顎の関節に差がある患者さんのパノラマレントゲン写真を用いて説明させて頂きます。

比較的健常な方のパノラマレントゲン写真をご覧になりたい方は前回のブログの写真と見比べられると良く理解できるかも知れません。 

最初に解説を全く入れていないパノラマレントゲンをご覧下さい。

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 パノラマレントゲン写真のちょっとした見方

また、全体的な歯周病の状態などについても見ることが出来るので非常に便利な写真になります。

このパノラマレントゲン写真では、顎の関節だけでは無く上顎洞と言う蓄膿症の時に膿が溜まる骨の穴も観察出来ます。

この蓄膿症の正式な名称は上顎洞炎といいます。

上顎洞炎には歯が原因のものと、鼻が原因のものがあります。

歯が原因のものを歯性上顎洞炎、鼻が原因のものを鼻性上顎洞炎といいます。

これらの鑑別方法は、簡単に言うと片方だけの場合は歯性上顎洞炎で左右両方ある場合は鼻性上顎洞炎となります(上顎洞炎になると、レントゲン像で上顎洞が白くなります)。

こちらのパノラマレントゲン写真では、上顎洞には特に異常は見られません。

歯が原因のものは、口腔外科で処置することもあります(原因の歯を抜歯することもある為です)。

鼻が原因の場合は耳鼻咽喉科で処置をします。

話がそれてしまいましたね。

パノラマレントゲン写真に戻します。

次の写真は、解説を入れたものです。

江別・大麻の歯医者 YOU歯科 パノラマレントゲン写真のちょっとした見方 文字入り

こちらの写真では、前回のパノラマレントゲン写真と異なり金属の冠が被っていたり(全部鋳造冠と言います)、歯に詰め物(金属やプラスチックに似た材料)がしてあります。

前歯の詰め物(コンポジットレジン修復といいます)がしてある歯の中では、根の治療をしている歯(右上中切歯)もあります。

また、右上の奥歯(第一大臼歯と第二大臼歯)が欠損しています。

顎の関節については、左右で関節の骨(関節頭といいます)の太さが違います。

この様に、左右で歯があったり無かったりするような左右不均衡があると顎の関節にも問題が出やすいようです。

また、左下の第一大臼歯には大きな虫歯があります(神経に近く、場合によっては神経をとらなければいけない位の虫歯です)。

他にも、このパノラマレントゲン写真で色々な所見がありますが今回はこの辺で。

YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生 

 

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